アイゴを干物にしたら衝撃的に旨かった
2018年10月19日 07:18
船釣り専門の友だちAさんと城ヶ島地磯に釣行です。先日短時間で型の良いメジナが釣れましたので、磯釣りの楽しさにハマりつつあるAさんに、是非ともまた釣果をあげてもらいたい!そして磯釣りにどっぷりハマってもらいたい。期待に胸ふくらませて意気揚々と出かけます。
しかし・・・
10月13日(土)は苦行みたいな釣りでした。まずは長津呂でやってみます。餌取りは夏に比べると格段に少なくなっていました。撒き餌に群がる大きなアイゴの姿がよく見えます。そうです、今日は物凄く潮が澄んでおります。そのせいか、どうやら完全に見切られているみたいです。見えているアイゴをかけようかとしましたが、コマセのオキアミは食っているのに、ハリスのオキアミはちょっとつまんで吐き出して、という感じで、アタリも出ないままに中身だけ吸い取られている感じです。深いところを攻めたり、あの手この手と試してみましたが、ダメだこりゃー。隣の人たちも全然釣れている様子はありません。
型が小さくてもいいから、とにかく何でもいいから、何かを釣りたい!
というわけで昼過ぎに場所移動です。小メジナが結構いるんじゃないかと期待して西ノ入に行ってみます。やっぱり潮が澄んでいて、うねりも全くなく、友人Aいわく「天然釣り堀みたい」と。あんな静かな西ノ入は初めて見たかも。そして魚の活性も静かでした。釣れない釣り人も静かです。沈黙が続く・・・
やっと均衡が破れたのが潮の向きが内向きから外向きに変わった午後2時過ぎでした。目の前にウジャウジャ見えていたアイゴが急に餌を食い始めました。小さいメジナも混じってきます。そーそー、これですよ、これが城ヶ島の磯釣りですよ!
アイゴはいくらでも釣れるので、もう終盤はアイゴと分かると、結構適当にやり取りしていたので、何匹かハリ外れしたりハリス切れしたりしましたが、気付くとお持ち帰りのお土産が、40センチ程度のアイゴ8匹、30センチ弱程度のメジナ2匹、それにAさんが午前中に釣った20センチくらいのカサゴとメバル、もう私の小型クーラーはパンパンです。10時間以上の釣行で腕もパンパンです。釣れたのは最後の2時間ちょっとだけでしたが。いやーでも釣れて良かった〜。
アイゴは毒ヒレを全て現地で処理して、もちろん美味しくいただきます!
実は以前からやってみたい調理法があったんです。アイゴは独特の風味のある魚ですが、これ、干物にしたらこの風味が良い感じに化けるんじゃなかろうか?思い付いたらもう実践あるのみです。
まずは2枚に卸します。

いつ見ても良い身質です。脂も乗って美味しそうですよね。このまま焼いてもきっと旨いに違いない。さて、干物にするには、つぎに塩水につけます。深めのお皿に入れて・・・

濃度は適当です。目安は海水程度ですから、かなり塩辛い!というくらいで丁度いいと思います。今回は30分くらいつけておきました。身もしまって皮の汚れもとれて一石二鳥です。
最後は天日干し。でも日曜日からずっと雨だったので、室内で扇風機を使って乾かします。塩水から出すときには水洗いはしません。まる1日乾かしたら、なんとなく干物っぽい匂いになってきました。その後も雨、曇りが続いたので結局、天日干しは諦めて冷蔵庫で3日ほど更に寝かしました。アイゴ独特の匂いもまだ残っていますが、干物の熟成臭もしっかり出てきて、食べるのが待ち切れません!結局今回は3日干しで食べることに。
網でじっくり焼きますと、脂がじゅうじゅう垂れて、モクモクと煙があがります。なかなかの脂です。もうこの脂の焼ける音と煙だけで、絶対美味しいやつ感、がプンプンしております。
皮がぎゅっと締まって身が反ってしまいましたが、こんな焼き上がり。

こ・・・れ・・・は・・・やばいっ!
味をたとえるならば、脂がノリノリのフグの一夜干し、ってなものでしょうか?身の感じは筋肉質でプリップリ、これはフグの一夜干しに近いです。身の旨味もフグに負けません。でも小さいフグと違って少しもパサついたところがなく、たっぷりの脂でジューシーです。アイゴ独特の匂いは全くなく、もはや干物のいい香りしかしません。身に弾力があり過ぎて箸では食べられないので、手づかみでむしゃぶりつきます。もう、あっという間に食べちゃいました。1匹だけじゃなくてもっとたくさん作ったらよかった。
今度アイゴが入れ食いになったら(大抵そうなるんですが・・・)、大量に干物を作り置きしておこう。以前、アイゴは天ぷらがサイコー、と書きましたが予想通り、アイゴは干物もサイコー、でした!
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