静浦漁港について、そして釣り場を守るにはを考えてみた(超長文
2018年06月08日 10:01
さて、一部の釣り人達に激震の走った「静浦漁港、閉鎖」の件について。
6/5に静浦漁港の情報を発信している釣具店「マイムス」さんのBBSより
「ゴミを捨てた人がいたため、釣り場閉鎖(要約)」というアナウンスがありました。
その内容は多くの釣り人に衝撃を与えました。
この件に関して、本日直接電話をして話を聞かせていただきました。
「静浦漁港」といえば、静岡県屈指の人気釣り場で、
魚影が濃く、特にカゴ釣りのメッカとして有名でした。
・・・と、同時に色々とネガティブな話題の多い場所でもありました。
ルアーマンの追放、見回り隊の横暴、一部釣り師によるルールの私物化など。
また、今回問題になっているゴミ問題、そして糞尿の多さや
無法駐車問題・・・と、釣り場で起きている問題の縮図が収まっているような、
素晴らしい釣り場と、最悪なモラル、マナーが両立している、そんなイメージです。
なお、今回の閉鎖の一番の理由は「ゴミのポイ捨て」との見方が強いですが、
実際は「糞尿放置の多さ」や「無法駐車」の多さなど、積み重ねていた問題が
一定のラインを超えてしまったのが原因だったとのことでした。
つまり、問題は1つではなく、複合的な理由で釣り場閉鎖に至ったと。
さて、そんな「静浦漁港」ですが、このまま釣り場閉鎖か?と思ったのですが、
先ほど「マイムス」さんに問い合わせた所・・・
「現在様子見で開放しています」とのことでした。
つまり、今回の閉鎖は「見せしめ」的な意味合いが強い閉鎖だったとのこと。
ようやく「静浦漁港」が「本気」で「マナー&モラル」問題に取り組み、
釣り人への本気度を示した・・・とも言えなくもありませんが、
正直な所、釣り場閉鎖までは何も変らない、そんな気がします。
<補足>
マイムスさんですが、今回の一件で問い合わせが多く、1日100件以上電話が鳴ると。
BBSには「静浦漁港の状況を当店までご確認くださいませ。」とありますが、
本音は「問い合わせの電話はやめてください」とのことでした。
それぐらい電話が多く、仕事に支障が出ているようでした。
また、「うちは直接の窓口じゃないし、わからない」と投げやりな反応も^^;
さらに「今釣りがで来ても、来た時に閉鎖する可能性もあるから無責任なことは言えない」と
なかなか現地での混迷が極めている感じでした。
現状かなり大変そうなので、出来る限り問い合わせは辞めてあげた方が良さそうです。
さて、無料釣り場を綺麗に保つには「人が少ない」・・・のは当然ですが、
これは無理です。これだけの情報社会。人気のある釣り場はスグに広まります。
「釣り場を晒すな!」と言われる方も多いですが、個人単位で文句を言ったところで
効果はほぼ無いでしょう。本気なら、出版社や釣具店を叩くぐらいじゃないと。
・・・と、なれば「人が増える」ことを想定した対策を考える方が大事です。
そして、綺麗に保つには「自浄作用」を持った釣り場が必要です。
つまるところ、個人の「マナー&モラル」ですね。
・・・ですが、本音を言ってしまえば・・・「静浦漁港」に関して言えば
どちらも「手遅れ」な気がします。
「静浦漁港」は悪い部分の積み重ねでここまできてしまった。
今更変えろと言うのは難しい部分があります。
そして、それを決定付けたのはマイムスさんとの会話の中で
「真っ当な釣り人は、喧嘩をしてでもマナーの悪い釣り人を追い出すしかない」
と、言うセリフでした。
・・・これは、もう武力行使をするぐらいじゃないとダメですよ、と言うことです。
また、問題をおこすのは外部の方が多いのか?と質問した所
「外部も当然多いけど、内部も隣同士とか知り合い同士だと注意しにくいでしょ」と、
つまるところ、問題は外部の人間の部分をクローズアップしていますが、
実際は内部でも問題ある人が多いけども、注意が出来ず放置をしている、と。
外から害を持ってこられ、内部は腐っている状態と言うことです。
さらに、それを取り締まるはずの「見回り隊」に関して言えば、
身内の場所取りや釣り方に関しては口を出さず、主に外部の人間に対して
辛辣な態度をとられることも多いかと。これは、私も実際に経験しました。
(売っている食事を買ったら態度が友好的になりましたが、これはこれで問題かと)
見回り隊は、釣り場を守ると同時に、身内達には寛大な対応をとっていることがわかります。
つまり・・・ルールの私物化ですね。そりゃ外部から来た釣り人ともめますし、
外部から来た釣り人は嫌な印象を持つでしょう。
(具体的な内容は「静浦漁港」を調べれば事例はいくつもでてくると思います)
ですが、もう1度先ほどのマイムスさんのセリフを思い出すと・・・
「真っ当な釣り人は、喧嘩をしてでもマナーの悪い釣り人を追い出すしかない」
・・・なるほど、ある意味有言実行です。ただし、正確には常連以外を追い出す…と言った感じ。
しかし・・・今回のような一件が起きてしまいました。
これだけのローカルルール&見回り隊のような存在、やり方があっての結果です。
ここから状況を一転させるのは・・・かなり・・・やり方を変えないと
早かれ遅かれ「完全閉鎖」になってしまうのではと懸念されます。
今回の一件で、改めてどうしたら釣り場を守る事が出来るのか?
どうやったら釣り人の質を高めることが出来るのかを考えましたが、
やはり、行き着くところは「2つ」でした。
それは・・・「有料化」と「法人による管理」です。
今回は漁港と言うことで「漁港の善意によって釣りをさせていただいている」のが
大前提になるのですが、現状は善意に胡坐をかくどころか、踏みつけている状態です。
もうそろそろ漁港側も、この「善意」に対して、有料化しても良いのではないかと思います。
(もちろん、漁港だけではなく、「釣りが出来る施設」においても同じことが言えます。)
「有料化」することでお金が入り、「ゴミ回収費」「人件費」を得ることができます。
ゴミの問題は、まさに釣り人から採取したお金で解決が出来ます。
(市に定期的にゴミ回収を頼む。)
これは一時的な解決で、ゴミのポイ捨てがなくなるとは言い切れません。
ですが、大きなゴミ箱(コンテナ)を設置すれば「まし」にはなると思います。
ゴミが捨ててあれば、そこにゴミを捨てていく人は後を立ちません。
なので、捨ててほしい場所にゴミ箱を設置すれば効果が出るのではと考えます。
また、人件費=警備員(施設係員)を雇うことが出来ます。
私はルールを管理する人間は、出来るだけ公平な判断の出来る第三者が望ましいと考えます。
そうすることによって、平等な条件で釣り人に注意をすることができます。
結果的に「ルールの腐食」を防ぐことが出来ると考えます。
また、有料化することで「お金を払っているんだから何をしても良い」と思う人が出てくるかも。
そこは、警備員の権限で釣り場から追放、酷いようであればブラックリスト入りをして
そもそも入場をさせなければ良いかと思います。(写真を撮る、拒否すれば即退場)
文句があるなら来なければいい、釣りをしたいならルールを守って釣れば問題ないわけですから。
本気で釣りを楽しみたいなら、釣り場のルールに従うのではと期待します。
有料化するデメリットとしては「釣り人が減る」ことが考えられますが、
私は「いいんじゃないですか?」と思っています。
結果的に周りに対しての「経済効果」が薄くなってしまう・・・のは事実ですが、
そもそも釣り場がなくなったら、それこそアウトです。
経済効果を狙うお店があるならば、それこそ企業努力でしょう。
周りのお店、企業も、釣り場と一緒に本気で考えなければ
共倒れになると思います。そうならないための企業努力は当然必要ですし。
それが「商売」であり「企業」じゃないのかな、と私は思います。
たとえ、「有料」であっても来たい釣り場、それが理想ではあります。
なお「ライセンス制」に関しては、ルールと、管理企業ができるのであれば賛成です。
管理できる企業・団体がいなければ、結局お飾りになってしまうので。
資格無所持者に対しては、きっちりと罰則や取締りが出来るならアリかな、と。
自己満足だけの制度であれば、まだ時期尚早かな、と思いますが・・・
なお、企業管理の成功例としては「横須賀海辺つり公園」ではないでしょうか。
無料の釣り場ですが企業が管轄をしています。
収入はどうやっているのかはわかりませんが、無料釣り場としては
恐らく随一の清潔さを保ち続けている釣り場です。
また、本牧・大黒・磯子海づり施設も成功例かな、と。
有料ですが、あれだけの釣り人が来ています。
お金が発生しているのでゴミなどの回収も当然ありますし、
施設の整備も出来ています。つまり、釣り人と良い関係を保てているな、と。
無料の、管理者抜きの釣り場で綺麗に保ち続けるのは難しいです。
だからこそ、1人1人の「マナーやモラル」が必要となります。
「福浦岸壁」のように釣具屋さん主催の定期的な「ゴミ拾い」企画など、
関連する周りの企業のボランティアも大切になります。
また、私は個人で出来るゴミ拾いは当然していますが、それと同時に
ゴミ拾いやルールに関する「啓発活動」も重要だと思います。
効果は薄いにしても、100人いて5人でも影響を受けてくれたら良いかな、と。
「言うだけでは意味が無い」と陰口を叩く方もいますが、
「言って悪影響」ではないうえ、少なくとも効果があるのであれば
私はどんどん啓発するべきだと思っています。
その部分に文句を言われる方々は一体なんだろうなぁ・・・とも。
そもそも「言わなければやらない」方々も多いと思っていますしね。
良いことは小さくても、効果が薄くてもやるべきだと考えます。
針1つ拾って持って帰るのもそう。意味があります。
小さな努力、小さな活動なくして、大きな成果にはつながりません。
逆に小さな努力、小さな活動を軽視すれば、それが結果大きな損失につながります。
ゴミを捨てる人と、ゴミを捨てる人を注意する人、どっちが重要だと思いますか?
わかりきっていますね。効果の大小を述べるのはそもそもがナンセンスです。
釣り場も、釣り人も質を高めていかなければいけないな、と。
・・・とまぁ、自分なりに理想を述べてみました。
現状はまだ小さな動きですが、私の考える1つの目標として、とある手法を使った
「非営利法人」を考えています。小さな成功を積み重ねることができたなら、
数年後には出来たらいいなぁ・・・と^^
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